資生堂が Pinterest を活用し、SNS で話題のファンデーションの新規顧客の興味喚起と購入意向の向上に成功
資生堂が Pinterest を活用し、SNS で話題のファンデーションの新規顧客の興味喚起と購入意向の向上に成功
Pinterest の予約型広告である「プレミアスポットライト」や運用型の「スタンダードアド」を活用し、高い動画視聴率、効率的なサイト誘導単価、そしてブランドリフト調査での商品の購入意向リフト上昇に成功
資生堂は、2023 年 9 月発売以降、SNS で大変話題の「SHISEIDO エッセンス スキングロウ ファンデーション」の評判を継続していきながら、いかに新規のお客様にアプローチするかを考えていました。
2024 年 5 月から、新しいクリエイティブアセットで大きくプロモーションする予定で、今まで活用してきた媒体に加えて、新しいターゲット接点も探していました。
Pinterest は、クリエイティブが綺麗に映る配信面であること、20-30 代の若年層のユーザーが多く1 ターゲットと親和性が高いこと、さらに、Pinterest は能動的な利用傾向が強い2 ということから、実施を決定しました。
Pinterest ではクリエイティブが綺麗に映る掲載面があるため、その利点を最大限に活かし、動画と静止画の新しいクリエイティブアセットを訴求。
「プレミアスポットライト」は画面占有率が高く、クリエイティブを大きく綺麗に見せられるため、動画とプロダクトカットで構成した指を止めたくなるクリエイティブに仕上げました。その他、複数のアドフォーマットも利用し、多くの人が興味を持って広告をクリックしたくなるように工夫しました。
「キャンペーン後の社内調査によると、Pinterest は、配信効率が比較的良かったことに加えて、興味喚起と購入意向を高める効果があることも分かりました3。メディアが多様化して生活者の行動も変化している中、各メディアの利用実態と与える影響を正しく理解し、ブランド課題を踏まえて包括的なプランニングをすることが重要と考えています。そのうえで、配信効率だけでなく、態度変容に与える効果も見る必要がありますが、今回の結果で Pinterest の活用方法をよく理解できました。」
資生堂ジャパン株式会社
グローバルブランドデジタルマーケティング戦略グループ
ブランドマネージャー
千葉 裕也氏
キャンペーン後の資生堂社内調査によると、今回の Pinterest のキャンペーンで、Pinterest は興味喚起と購入意向を高める効果があることが分かりました。
また、広告のパフォーマンスについても KPI と比較したクリック単価が 30% 減4、リーチ単価も 50% 減5。また、配信動画を最後まで閲覧した人の購入意向がベンチマーク対比で 23 倍6 になったという結果も確認できました。
他にも IAS タグにおけるビューアビリティも 99% 以上7 となっており、能動的に広告を見ていただけているということが外部調査の結果からも証明することができました。
KPI 比のクリック単価4
配信動画を最後まで閲覧した人の購入意向6
IAS 設置タグにおける動画素材ビューアビリティスコア7
キャンペーン成功のために、以下のような点を考慮してみましょう。
「プレミアスポットライト」は、商品やブランドの認知向上に効果のあるアドフォーマットです。重要なキャンペーンなどで使用をご検討下さい。
「キーワードターゲティング」は、Pinterest で特定のアイデアを検索するユーザーにリーチすることができます。プロモートする広告に関連するキーワードを選択し、特定のトピックを検索しているユーザーにアピールしましょう。