Bulgari がフルファネル戦略でユーザーの注目を集める

目標

クリスマスは、ラグジュアリーブランドにとって 1 年で最も競争が激しくなるシーズンです。この時期には、複数のチャネルと市場を横断した大々的な広告キャンペーンが展開されます。このシーズンに向けた Bulgari の目標は、Pinterest でのプレゼンスの確立でした。そこには、ブランドイメージを高め、特別なブランドとしての地位を固め、「クリスマスショッピングといえば高級品」というマインドをすでに持つ顧客層を新たに開拓するという明確な目的がありました。

Bulgari の戦略は、賢明な判断と言えます。ある調査では、Pinterest の月間のラグジュアリー顧客の 5 人に 3 人がブランドと商品の検索に Pinterest を利用すると回答しています¹。また他の調査では、Pinterest のラグジュアリー顧客が腕時計とジュエリーに支払う金額は、他のプラットフォームの顧客よりも 45% 多いことも判明しています²。Pinterest でのプレゼンスを高めることで、こうした顧客層からの注目を的確に捉えることができるのです。Bulgari はキャンペーンを成功させるために、目的を複数設定したアプローチとさまざまな広告フォーマット（画像アド、スタンダード動画アド、ワイド動画アド、カルーセルアド、コレクションアド、クイズアド）を利用しました。また、Pinterest のベストプラクティスを取り入れ、主要 5 市場にまたがるキャンペーンを連係させました。

戦略

キャンペーンは、11 月末（クリスマスショッピングが始まり、より多く注目を集められるタイミング）から年末までの 4 週間にわたって実施されました。キャンペーンでは、商品の発見から購入決定までのユーザージャーニーをサポートできるようフルファネルの手法を取り、この戦略の一環として、さまざまなフォーマットと広告素材をバランスよく取り入れました。例えば、画像アドと動画アドは広告のリーチと広告想起への影響を大幅に高め、ブランド認知度を向上させました。また、クイズアドは比較検討に大きな影響を与え、ユーザーのエンゲージメントのレベルを高めました。この傾向は特に英国で顕著に表れ、ラグジュアリー分野のベンチマークよりも 85% 高いエンゲージメント率を記録しています³。コレクションアドではコンバージョンの向上に焦点を当て、すでにブランドへの興味を示している層を対象としました。

ロゴ、テキストオーバーレイ、CTA（アクションを喚起する表現）などのデザイン要素も競合ブランドから差別化する役割を果たし、ブランド認知度とブランド想起率、および購入意向の向上に効果を発揮しました。

結果

キャンペーンは数か国で実施されたため国によって結果は異なりましたが、効率とエンゲージメントの点では全体として非常に優れた効果を上げ、ラグジュアリー分野のベンチマークを凌ぐ成果を達成しました。中でも有意義な結果を残したのは、プレミア スポットライトの動画視聴完了率（VCR）で、イタリアではラグジュアリー部門のベンチマークよりも 76% 高くなりました³。その他にも主な指標の結果として、フランスでは CTR が 94% 増、スペインでは CPC が 52% 減、ドイツでは CPM が 24% 減となり、この 3 つはすべて、各国のラグジュアリー部門のベンチマークよりも優れた成果を達成しました³。

関連リソースを見る

クイズアド

クイズアド は、インタラクティブなフォーマットで、広告への興味をかき立て、ブランドとオーディエンスのつながりを築くのに役立ちます。リンク先のページで、Pinterest キャンペーンでクイズアドを活用する方法をご覧ください。

プレミア スポットライト

プレミア スポットライト広告で、年間の重要な商戦期にブランドの影響力を最大化しましょう。リンク先のページで、このプレースメントとスタンダードアドを組み合わせるためのベストプラクティスをご確認ください。